SHXmlToHtml README

概要

本アプリケーションは、Microsoft EdgeでXML表示ができなくなったことを受け、急遽開発されました。
Windows 11 Pro 25H2環境では、EdgeのIEモードを利用できず、設定 > 外観 > ツールバーからも該当機能が見つからないため、代替手段として本アプリを提供しています。

開発経緯

当初は 自社業務用に作成したもの ですが、同様の課題を抱える利用者が多いと考え、一般公開することにしました。
社会保険事務所がXML形式での配布を終了するまでの間、暫定的な利用手段の一つ としてご活用いただけます。

機能

• 社会保険事務所からダウンロードしたZipに含まれる XMLファイルをHTMLに変換 可能です。
• 指定されたXMLファイルに対応する スタイルシート（.xsl）を同一フォルダーに配置 することで変換を実行します。
• 出力されるHTMLファイルは XMLファイルと同じフォルダーに保存 されます。
• 上書き確認は行われません。既存のHTMLファイルがある場合も常に上書きされます。

使用方法

ダウンロードしたZipファイルを展開し、Exeファイルを実行してください。
インストールは不要です。

単一ファイル変換

1. XMLファイルと対応するXSLファイルを同一フォルダーに配置します。
2. アプリを起動し、対象のXMLファイルを指定します。
3. 同フォルダー内にHTMLファイルが生成されます。

フォルダー指定変換

フォルダー内のすべてのXMLファイルを一括でHTMLに変換します。
この場合も、各XMLファイルに対応するXSLファイルが同一フォルダーに存在する必要があります。

注意事項

• 出力HTMLは常に上書きされます。必要に応じてバックアップを取ってください。
• XMLとXSLは必ず同じフォルダーに配置してください。
• 本アプリはXML表示の代替手段として設計されており、ブラウザの印刷機能を利用してPDF化することも可能です。

免責事項

• 本アプリは「社会保険事務所がXML配布を終了するまでの暫定的な手段」として提供しています。
• 利用に伴う結果（データ消失、誤変換、業務上の不利益など）について、開発元は一切の責任を負いません。
• ご利用は 自己責任 でお願いします。
• 公的機関の仕様変更や配布形式の改定により、本アプリが利用できなくなる可能性があります。